病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

カボチャ農家の喜び

そういえばもうここでの生活も残すところ7日となってしまいました。今年が始まってもう2ヶ月が過ぎてしまった...というと短いように思いますが、1月20日まで香川県のあの寒風吹きすさぶ海沿いのまちの農業法人でバイトしてて死にそうだったのか、と思い返すと、かなりの時間が過ぎたように感じます。一ヶ月とちょっと前まであんなにつらい仕事をしてたんだな自分、と。今はまた農家でバイトしてるんで作業は楽ではないんですが、それでも前の仕事に比べるとなにもかもましでした。

 

昨日からうちの畑で収穫を始めていて、主のNさんは予想以上のカボチャの出来に大満足のようでした。まあ本来ならしておくべき手入れが人手不足で遅れに遅れ、中には結局最後までいかずに終ってしまった作業もあるんですが、そういうことをふまえて考えるといい出来なんでしょう。なんともまあうれしそうというか、あんな満面の笑みだと見ただけで「あーはいはいうれしいんですね」っていうくらいはっきりわかります。朝から酒飲んだりすることもある人なんで、朝飲みの日に収穫やっていい出来だともうテンションが跳ね上がっちゃってみててこっそり「うぜえないい加減」と思ってしまうレベルです。

 

カボチャ農家に限らず、農家であれば誰でも、自分が育てた作物が期待以上の仕上がりになっているのを見ることが大きな喜びなんでしょう。毎日腰に負担を蓄積しながら働いてる僕からするといわれた作業を出来る限りでやるってだけなんですが、それでも実が腐ってたりするのを見るよりはズシッと思い実がなってるのを見る方がいいって気はします。自分で畑をもって農家をやるとここらへんの感覚はまた違ってくると思います。ただし今バイトとして来てる僕からしたら他人事なんですが。働いた分の給料をちゃんともらえる時が一番うれしいときです。

 

以上