アントラムを観た
タイトル通り。映画「アントラム」を観ました。一昨日。晴れた日曜日のお昼過ぎ。
観たら死ぬ、と言われる映画。レンタルショップでたまたま見つけてしまい、一度は少し気味悪くて素通りでしたが、その帰り道、もし死んでもいいか、と思って、借りることに。
家に帰るとすぐに見始めました。夜に観なくてよかった。映画本編と関係ない?不気味な映像が入る箇所がいくつかありました。その中の一つに特にぞくっとしました。映画自体の怖さよりも、これをつくったものが画面越しに呪いをかけてくるような。
呪怨のあの血まみれで這ってくる顔もかなり恐怖でしたが、それよりもっと、なんか、自分に実際に触れ得そうな、、、。映画としてじゃなく、呪物としてつくったのか?あの顔は真っ正面から観ることが出来ませんでした。ひとまず、メンタルはかなり下がりました。最近かなり病み気味でホラー映画観まくってましたが、なんか、自殺のことばかり考えるようになってしまう映画でした。
とはいえ、それから2日、良くも悪くも変わり映えのしない日々です。死ぬとしたらどこかの山奥で即死できそうな崖から飛び降りるかなとか、電車は迷惑かけすぎるよなあとか、アントラムのDVD返却しないまま死んだら実例が一つ増えてもしかしたら自分のこともその事件のことで何年後にも認知されてるのかなとか、この人だけには幸せになってもらいたいと思ってるあの人に何も出来なかったなあとか、、、頭の中で渦巻きはするけども、死にはまだ遠いようで。まだまだ、その臭いがすることはない。。。
生きるのが苦しいと今までの人生のどの瞬間よりも感じてる日々。自分に価値がないと分かること、知るほどにどうでもいいと分かることに囲まれていること、数少ない大事と思えるものには自分の手がかすってもいないこと、いつまでも茶番に付き合ってるしたたかな人、ただ頭のないだけの人、そんな人達の中にいる自分、などなど。
そんなこと考えながら感じながら、だらだら生きてる自分。だいぶふてくされてしまった。悪魔とそんなことをだらだらとしゃべってみるのも面白いのかも。