病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

バイト先の中国人の同僚、電通社員自殺問題について語る

今日も一日ネギを剥いて終りました。爪の間にネギのエキスがしみ込んで若干緑色になってます。明日は午前中が雨なのと、特に緊急の作業もないという理由で、昼からの作業開始となります。ほんとうは明日は休みにしてもいいくらいに今日の仕事がはかどったんですが、なんか見学に来てる人がいて、二日しかいないから休むわけにはいかないんじゃない?ということで、午後からとりあえずの作業みたいです。

 

今日の終わりを迎えて一日を振り返って思い出すこと。バイト先の中国人の同僚が、電通社員の自殺問題についてふらっと語っていたことですかね。今日本で働きだして二年半だそうで、結構日本語も話せます。ネギ剥きや受注、出荷の調整も仕切ってるなかなかの手練です。王さんという方です。ニュースで見たそうでこの話題をいきなりふってきました。

 

王さん曰く、「日本人賢いのになんでこんなこと起きるね」。彼女の父は文字が読めず、こっちで稼いだお金を送金するのに困ることもあるそうで、そんな環境で生きてきたらこんなに教育環境の整った日本で働いてて死ぬなんてどうして発生するのか不思議なんでしょう。なんで自殺するまで追い込まれてそこから逃げないのか。「私死ぬの怖いだから逃げる」by王さん。もう心身ともに限界、と危機感を覚えたら会社を辞めるという選択に至ると思います。が、これは実際に体験しないと理解できないんでしょうが、追い込まれすぎるとそこから逃げるってことも考える余裕がないんじゃないかと思います。

 

今のこの農業の仕事は、給料は少ないでしょうが毎日飯を食っていくことができてネギを剥きながら楽しく話す同僚もいて休みもとれて故郷の家族に仕送りもできる、文句ないものなんでしょう。仕事はよく考えて選びたいですね。どんなに考えて選んだ仕事でも、やってみたら色んな問題が起きて、「これはやばいな」と思うこともあるでしょう。そういうときの為にさっさと辞める決断力と次の仕事を見つける能力を持っておくと良いでしょう。当たり前のことを言ってくれた王さんでした。年末はお金がないから特にどこへ行くでもなく、寝正月と決め込むそうです。

 

以上