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ヨギーニートの日々

自称変人が綴る日記的なブログ

インドで出会った友を偲ぶ

もう二年前の話です。インドにいたとき。仕事を辞めてなんとなくインドに来たって方とゲストハウスのドミトリーで一緒になり、そこそこ仲良くなりました。その方はアスペルガー症候群なる病を持っていて、社会の大多数の人にはなんのことなくこなせるような仕事ができなかったり時間がかかったりするそうです。でも見た目にはなにか他の人と違うようなところは見えないんで、会社ではただ「仕事の出来ない奴」ということにされていて、それがどんどん高じていわゆる社内いじめにさらされることになり、それに耐えられず会社を辞めてインドに来たということでした。

 

自分にあってない仕事を辞めるという彼の判断には心底からの賛同、そして仕事を辞めてとりあえずインドに来るというわけわかんなさには心底からの共感を覚えた僕は、彼と仲良くするに吝か(やぶさか)ではありませんでした。

 

思えば僕自身も、たいていの人にはできて自分にできないことがよくあるせいで人の中にいることが超絶にめんどくさくなることが多々あります。愛想笑いができず、どうでもいいと思ってる話にさも面白そうにつきあうことができず、わかんないのに「だよねー」とか「わかるー」とか感じのいい相づちが打てず、歌うことができず、はきはきしゃべることができず、みだしなみに気を使うことができず、面白くないことを黙々と続けることが出来ず、等々。それって「出来ない」んじゃなくて「したくない」だけなんじゃない?って突っ込まれた方、至極妥当な突っ込みです。でも世の中には、ほんとに出来ないことでもそれが周りの人の頭の中にある「こんなんできて当たり前」リストに入っている為に苦しめられている人がある程度いることと思います。

 

何ができて何ができないかを見極めて仕事を選ぶって責任は当人にあるんでしょうが、一旦雇用した以上は雑な人材管理は会社側の責任だと言っておきます。そもそもあんなめんどうさそうな採用活動を長々やってて、応募してくる人をちゃんと見てんのかと思いますが。

 

合わない仕事はさっさと辞めて、合ってそうな仕事を探せばいいやんと心底思います。インドで出会った彼はSNSでの連絡しかしてませんでしたが、今はそのアカウントが消えていて連絡が絶えています。どうしているやら。インドでの出会いのあと、日本でも一回会ったんですが、その時には再就職しててまた会社内で苦労してるとのことでしたので。自殺してなかったらいいんですが。

 

以上