ヨギー(ニート脱却)の日々(2017年4月30日以降)

「今(2017年4月30日以降)はもはやニートとは言えないほど働いてるけど心はニートの味方です」なヨギーの日記

人種と文明の発展度合いに関係はあるのか?

今読んでいる本。「銃・病原菌・鉄」。ちょっと前に書かれた本ですが、何年か前に読んでめちゃ面白かったので、最近ブックオフによったときに買ってしまいました。

 

この本が扱っている問題は、なぜ今世界にはこんなに文明の発展の度合いが違う国や地域があるのか、というようなものです。ある国ではものが豊富にあって、ある国では飢餓が起こるような状態。なんでこのような差異が生じているのか、という問題について考えている一冊です。

 

まず、こういった問題の原因としてよくあげられていたのが、人種によって能力に差があるから、というもの。白人は黒人やアメリカ先住民よりも優れた能力を持っていたから他の人種の住む地域を植民地にして支配することができた、というような感じです。

 

この本の著者ジャレド・ダイアモンドはこの説を完全に否定して、文明の発展度の差は環境的なものだと主張しています。例えば、技術が伝達される流れは東西のものが多く、南北のものは少ない。これは、南北の移動では気温の差が生じて、環境が大きく変わるため。東西の移動はそれに比べると容易なので、物資も技術もさかんに行き交う。だから、ヨーロッパが最初の近代化を成し遂げた地域ではあるけど、これもたまたま地理的に良い場所にあったから、というふうに考えます。

 

人種によって能力(どんな能力っていうといとことでは言いにくいけど、多分想像力とか)に差があるってのは、長い植民地や人種差別の年月の積み重ねから生まれたものだと思います。が、今でいうと、例えば日本人ならだいたいの人がパソコンの使い方がわかると思いますが、今も狩猟によって生活しているアマゾンの奥地の住人はそんなもの知りもしないでしょう。これを以て日本人がアマゾン奥地の住人より優れているかというとそうではないと。日本人が十分もジャングルを歩いてたら、多分迷子になるでしょう。狩りの仕方も知らない。自分が生きてくのに必要な事を知っていたら、それで十分。どっちが優れているとかっていう比べ方は出来ないもんだと思います。「グリーンインフェルノ」って映画に出てくるような食人族ってなるとまた別ですが。

 

以上