病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

今ある仕事が機械に取られたときにどうするか考えながら馬のクソを拾っていた今日

今日も今日とて馬糞の掃除から始まる一日。ここで働き始めて十日目。仕事の要領はわかったが、単調な作業が続く。正直飽きてきた。今日は重いものを運ぶためのリフトを運転してこれはすごく楽しかったが、午前中はこの馬糞拾いで費やす毎日。この作業をしてる間は暇で暇でしょうがないから、色んなことを考えながら気を紛らわしている。今日は「あーだりいなーこんな仕事機械で出来るようになったらなー」とかって思ってましたが、とういかここ最近毎日思ってますが、でもそうなったらそうなったで、自分みたいなバイトが必要とされるチャンスも減ってくるだろうなーとも思う。作業は単調だけど、こういう仕事をする人間を求める人がいることで、自分は今飯を食っている。こう考えたら、こんな仕事でも自分に出来る仕事があればいいやとすべきとも思える。

 

ただ、自分にとって都合が良いかどうかに関わらず、作業の機械化は進んでいきそうです。馬小屋の掃除とかは以外と人の手でやってくのが機械化より効率がいいかもしれませんが、馬小屋の掃除をずっとやって人生送ってくのは相当自分の人生を諦めないとなーと思うのでそれはないとして。そしたら自分はどうやって飯を食っていくのか。衣食住だけではなく、インドにも毎年行きたいし、サバゲーもやりたいし、いろんなとこに住んでみたいしで、お金は必要です。どうやって稼ぐか。

 

多くの作業が機械で代替できて、今ある仕事がどんどんなくなっていったら。ホリエモンさんとかがよく言ってるのは、遊ぶことが仕事になるってこと。VRが普及したら、ゲームのバイオハザードも実銃でゾンビと戦えるし、ハンターハンターのグリードアイランドもプレイできるし(念能力も再現できるかも?)、ゲームじゃなくても、自分で自分をデザインして仮想空間で生活するとか。今の自分がどんな顔で職業で学歴でどんな家族を持ってるか、とかを自分で設定して一週間なり一ヶ月なり過ごす。こういうのは現実世界での生活になんか問題を起こしそうですが。こういうのがメジャーなビジネスになっていく世の中になって、遊ばせることでお金を稼いで自分も遊ぶみたいな風にして経済が回る。そんな時には今のような仕事をしている人は激減しているんじゃにあかと思います。

 

他にも、自分の経験から考えると、旅とか宿泊とかの「経験」を与える仕事も残ってくかと思います。何ヶ月かインドで過ごして、さあ帰国だ、となったときに感じるいろんなのがまじった感情ってのは他に再現しようがないと思うので、絶対こういうのが欲しい人はいるかと。また、達成感を得られるもの。勉強とか。今は学歴をどうこうって為に大学行くってのが賢い選択みたいですが、これも学歴より実力の社会になっていったらそんな目的で教育に金を払う人はいなくなるでしょう。でもそれで大学とかがなくなるんじゃなくて、ほんとに学びたいって人が来るようになるんじゃないかと。僕は学校のテストで満点を取ったりしたらすごくうれしかったし、こういう達成感をもとめる人や、新しい発見をしたくて学問をしに来る人もいるでしょう。だから教育ビジネスもなくならないかと。

 

こんな事を考えながら馬糞と格闘してると早いもので午前の作業は終わります。その後は昼飯を食いながら自分はなんの仕事をしているだろうかと考える。できれば温泉付きのゲストハウスを運営しながら農業をやりながら、2、3日に一回くらいのペースでヨガしながら、絵を描きながら、たまに国内外を放浪しながら、のんびり生きていきたいです。

 

以上