病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

馬小屋日記2

今日の始まりから終わりまで;

6:20 起床

7:00 馬への餌やり

7:45 朝食

8:00 作業開始

12:00 昼食

13:00 作業再開

18:30 作業終了、晩飯

20:00 風呂

21:00 今

この調子で働いてたらほんとにこの乗馬教室から出ることなく一日を終えてしまう!週一の休日をどう使うかしっかり考えておかねば!

 

自分の飯の前に馬に飯を食わせることから始まる一日。馬小屋岳でなく、屋外の策に置いている馬にもえさと水を足すのでかなり大変。何をどういう風にやるかは一緒に餌やりをするスタッフから動きながら教わる。なんとか朝飯の時間をとれる時間に餌やり終了。朝はトーストを任意枚数。そしてその後すぐに馬小屋の掃除。これがまだ慣れず、ほんとは多分午前中で終えるはずの掃除が午後に回される。とりあえず12時を過ぎてしまったので昼食に。朝は軽くですが昼と晩の飯はボリューム大です。オーナー一家によるとこれくらい食わないと体が持たないんだとか。早食いに慣れてない自分には午後の作業開始と言う時間制限がある昼飯が結構苦痛です。食べ残しはしたくないし。今日の昼は白米、塩鮭、餃子、スパゲッティ(ミートソース)、汁物、デザート、という大容量でした。おいしいんですけどね。

 

そして午後の作業開始。掃除の残りをすませ、別の作業に。なんと、馬糞からつくった肥料を運ぶ作業。家庭用の一番大きいサイズのゴミ袋に入った肥料(多分20kgくらい?売り物にするんだそうで)をひたすら運ぶ。L字型のリヤカーを使うけども、道がでこぼこで段差があったりで引くのに力がいる。屋外にあるのを、雨にぬれたりしないように近くの小屋の中に運ぶ。40袋くらいあって、一つ運ぶのに2分くらい。これがなかなか疲れるし、気をつけてないと腰が悪くなりそう。膝を使いながら運んでいく。この作業をしながら、「ああ自分は何をしているんだろう」と思い始める。田舎出身でこんな感じの肉体労働を物心ついたときからずっとしてると、東京とかに憧れるんだろうなあとどうでも良い空想に浸る。会社員も会社員で大変なんだろうけども、まあどう働いても何かしら苦労は避けられないんだろうなあとしみじみ。そうやってうごきまわるとなりには馬糞の山。食べるものが草とかそういうものなんであんま臭くはないけど。その隣でくそからできた肥料をもくもくと運ぶ自分。去年の自分は今日の自分のことなんて想像もできなかっただろうなあと、そんなことを考えつつやってると、ついに最後の一袋。すでに日は落ちている。

 

肥料運びのあとはちょっとした片付けと簡単な馬小屋のはき掃除。これで今日の作業は終了。日本のムショの飯はかなりおいしいそうで、囚人達は飯を毎日の楽しみにしているそうですが、飯が一日の一番の楽しみというのは今の自分も飯ですね。晩飯ならゆっくりたべれるし。そしてそのあとは風呂ですが、これが気持ちいい。湯船があり、そこにつかると思わず「はあー」とおっさんになってしまいます。一日の疲れがいやされる。日給3000円という条件ですが、個室(暖房あり)、一日三食、風呂があり、そして作業中もちょっと休憩しながらジュースや缶コーヒーが飲めたりします。僕にとっては文句なしです。お金はもっと稼げたらなおいいですけど。

 

そんな感じで労働者頑張ってます。

 

以上