病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

うちにモップを売りにきた人の話

今日の朝10:00頃、うちにモップを持った人が来ました。モップはいりませんかと。うちでは使うことないですね、といったらそうですか、とあっさり帰っていきました。え?そんなあっさり帰るんや。と思いました。アパート引っ越す度に必ず来ていた新聞購読の売り込みの人なんかすごかったんですがね。どんなに断っても引き下がらず、月料金の値下げだけじゃなくてなぜかビール1ダースつけますよ、といった感じ。そのしつこさと比べたらかなりあっさりと引き下がりました。

 

今一緒にこの狭苦しいアパートでルームシェアをしている同居人が以前タブレットを売るというバイトをしていた時に話を聞いてて思ったことですが、好きじゃないものを売り込むのって精神的に健康じゃないなっすね。好きでもないものを魅力的に思わせるために努力するって。まあそうやって金をもらうからいいんですけどね。今回モップを売りにきた人の様子を見ると、タブレット販売の例のように、好きでもないものを売りにきてたのかなと思う訳です。ノルマがそんなに厳しくないのか、あたる当てが他にもいくつもあるのか、あっさり引き下がりましたが。その商品が絶対に価値的だと思ってるならもうちょっと頑張ってたはずだよなと思います。

 

会社ってものも、その会社をたてた人は理念も持って仕事に熱意を持てると思いますが、会社員として入る人はお金を稼ぐために働かないといけないから会社員になるってのが大半だと思います。で、出来るなら待遇が良いところに行こうと。あと、どこの会社で働いてるってのがステータスになってるとこもある気がしますが。そうすると、創業の理念とか正直どうでもいいよってことになるんじゃないかと思います。そして、いわれた事だけやって目立った失敗をせずに気をつけながら生き延びていく。結局本当に生き甲斐を感じながら働けるのはトップだけなんでは?というのは邪推でしょうか。

 

今日モップを売りにきた人も、そんなにあのモップが好きな訳ではなさそうでしたね。モップが好きな人ってのも珍しいですが。でも売り込むものに価値があると思っているならもっとこっちの掃除事情とか聞くべきだったと思うんです。ところで新聞の売り込みはなんであんなにしつこかったのかよくわかりません。やっぱノルマってものがあるんですかね?新聞社はまだお金をたんまり持ってそうなんで、バイトとかなら簡単に代わりを見つけれるってとこでしょうか。資本主義ですねー。

 

だからまあ、好きでもないことをしないといけない世の中の厳しさってものを考えさせてくれたモップ売りのにいちゃんの話でした。

 

以上