病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

別に我慢して肉を食べてないわけじゃない

そういえば、このブログを書き始めてしばらくは「ベジ生活◯◯日目」というタイトルでやってました。今はもうそのスタイルは離れましたが、今でも僕はベジタリアンです。魚と卵はOKです。他の肉は食べてません。

 

ベジになってみよう、と思ったのは、インドでのヨガ修行から帰国してきた時からです。インドでヨガを教えてくれていた先生方は皆ベジでした。しかも超小食。のくせしてなぜか太ってましたが。彼らは宗教的な事情からベジタリアンであるんでしょうが、僕はベジになったら健康になるんかな、という単純な疑問を自分で確かめてみよう、と思って始めました。で、体調のほうはもともと悪くもなかったので改善したかというとわかりませんが、とりあえずずっと体調は良好です。

 

インドでベジをやるのと日本でそれをするのとでは大分難易度が違うかなと思ってましたが、日本でも自炊ができれば結構ベジでもやっていけるなってのが感想です。外食だと店を選ばないと難しいと思いますが。

 

インドではベジでも料理の幅が広いんですが、日本でも工夫すればそれなりに多種多様なベジ料理がつくれると思います。僕はそんなに料理にこる方ではありませんが、調味料には醤油、みりん、みそ、麻婆の素(瓶詰めのやつ。原材料も確認して肉が使われてないことを確認しました)、カツオだし、酢、等を使ってます。毎日同じようなものなんですが、飽きは感じないんですね。朝と晩は白米に梅干しや納豆や鰹節、もしくは卵かけ御飯、それにみそ汁か醤油ベースの汁物、というのがほぼ毎日です。昼は週に一回は焼き魚、他は野菜の炒めものにチーズをぶっ込んだものとか根菜の煮物とか酢の物です。月曜だけ大学の授業の関係で学食のことが多いんですが、そういうときはうどんとかおにぎりとかですね。

 

最近は、個人的に、肉を食べないのが日本でも一種の常識というか、そんなレアな存在でないものとして多くの人に広まってほしいと思ってます。なぜか。肉の消費量が減ると環境にかかる負荷を削減できるからです。まあすぐにってわけではありませんが。もう知ってる人も多いかと多いと思いますが、肉の消費には大量の穀物と水が費やされます。日本以外の多くの国では飲める水が不足してます。また、食糧難も存在します。そういった地域・国と食肉生産がさかんな地域・国とが重なることがありますが、そうなると人間に回せる水・食糧が肉の生産に回ることになります。日本で生産される肉も、海外から輸入した安い飼料を使っているなら、この問題に関わってきます。

 

僕はもやもや色んなことを考えてしまう人間なんで、「ああーこの肉の生産の為に空腹に苦しむ誰かの腹の足しに出来たかもしれない食糧が費やされたのかなー」とかって暗い気分になってしまうんで、そんな罪悪感を感じないでいいように、ってのもベジを続けようと思う理由みたいです。そのうち「あいつ肉食ってるよ。まじ野獣かよ」って世にならないかなーとかってはさすがに思ってはいませんが、肉の消費量は減ってほしいなーと思ってます。

 

以上