病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

なんで選挙にいかないのか

参院選が近づいてますね。それに加えて、最近辞めた例の東京都知事の後釜を決めるための都知事選も近いうちに行われるそうですね。日本は民主主義の国ですけど、選挙のときに投票にいかない、つまり政治に参加しなければ、民意を反映することが出来ません。デモを行ったり居酒屋で愚痴ったりするのもまあいいんですが、そんなことしても気晴らし程度で終わる、というのが現実だと思います。だから選挙の時はしっかり投票にいきましょう。

 

まあ、「選挙にいかない」という選択をする人の心情も理解できないではないんですが。経済学のゲーム理論という分野では、投票にいかないのは「投票に行くというコストのリターンが何も期待できない」から、と説明できます。「俺が一票投票したとこでなんも変わんないっしょ」と思うと、投票なんて行ってどうすんだ、て話になるでしょう。でもまあそんな失望しないで、ちりも積もれば山となる、ですよ。

 

20代、30代の若い人の投票率が低い一方、高齢者の投票率が高いせいで、政治が高齢者の人気取りばかりをする、という構造があります。僕なんかも最近、国民年金保険料を払い始めたんですが、果たして将来、納めた以上の年金がちゃんともらえるのかわかりません。これは人口構造の問題も絡んでくるんですが、そういった問題が深刻になる中で僕らの世代がちゃんと年金受け取れるように今から動いてくれる政治家を選びたいです。

 

政治が若者より高齢者を重視する、これはしょうがないことです。だって政治家は選挙で勝たないと無職なんですから。高齢者の票が多いんだったら高齢者におもねるでしょ。だから若者も投票率あげてかないと、政治家に圧力をかけれない。

 

20代30代の人の投票率が低い原因として他にもいくつもあると思うんですが、一つは仕事で一杯いっぱいな人が多いんじゃないか、ということ。時間的に余裕がない、というより、政治に関心を持つ時間がなさすぎて投票に行く気にならない、ということです。あくまで僕の予想ですけど。会社の社長方、社員にそれぐらいの余裕は持たせてやってくださいねー。

 

あと、選挙とか政治とかって話題が多くの日本人の間ではどうも一種のタブーみたいなところがあるんじゃないかと。なんというか、村社会のあれですね、皆同じでいたい、みたいなあれですよ。同調圧力っていうんですかね。自分がどの政党を支持するかって意思表明しづらいのは、他のみんなの支持する政党と違っちゃったらどうしよう、とか考えてるからなんじゃないでしょうか。そして、なんかいろいろ考えてるのがめんどくさい、じゃあ政治なんて意見対立を招いて人間関係複雑にするやっかいなものはほっといてディズニーでも行って人生楽しもう、と。違うわボケ?そうであったらいいなと思っております。

 

まあ政治の影響が自分の身近にあるって感じることもあまりないのが興味を持ちにくい原因だと思います。が、年金を払い始めて「ああ、自分の金が飛んでいく」と痛切に感じているこのごろの自分としては、僕と同世代の若者が政治家にアピールして安心して暮らしていける国にしてほしいと思っている訳です。なので白票でもいいから投票行きましょう。投票に行かないよりは有効な意思表示になります。

 

以上