病んだヨギーの日々(2021年4月27日現在)

就職してしまったヨギーの雑記

傘だけいまだに原始的

今日は雨でした。梅雨の時期っぽいですね。朝方は風が強く、雨量はそれほどでもないけども横から吹き付けるようにして打ってくる雨にやられました。傘をさしても横からこられたらもう無理ですよね。雨具の筆頭でありながら、雨に対してなんとももろいこの装備。そんな傘について考えてみました。

 

昔と今を比べると、移動手段は歩きや馬から車や電車に、連絡手段は手紙や飛脚から電話やメールに、調理手段は薪をくべるかまどや直火から電子レンジやIHヒーターに、サッカーは「友達を誘って公園で」からウイイレに、と何もかも便利な方法で行えるようになっているにもかかわらず、雨具は未だに傘という原始的な道具が使用されています。しかも微妙に雨を防げてない。傘をさしても10分と歩いてたら足下はびしゃびしゃ。横殴りの風には対応できない。強風のときにはパラボラアンテナみたいになる。踏み出すたびに「ぐじゃっ」とうなる、雨水のしみた靴を履いているほどみじめなことはないでしょう。

 

何故傘だけこんなに遅れているのか。他に雨を防ぐ方法はないのか。となったときにすぐに頭に浮かぶのがカッパ、レインコートかと思います。僕も一時期、カッパこそ最強の雨具だと信じていました。傘のように片手を防ぐことなく、全方位から雨をブロックする。カッパを来て雨の中を堂々と歩きながら、「どうした雨空よ、その程度か?」と調子に乗ったりしてました。が、カッパにも弱点が。まず、やはり足下が弱い。靴がびしょびしょになります。そして、屋内に入るときに置き場に困る。例えば通学の際に雨が降っていたとしましょう。カッパをきて「いやー雨なんてたいしたことねーなー」と余裕で学校に着く。そしてカッパを脱ぎ、そこで決定的な問題にぶつかる。「このカッパどこに置こう?」。びしょびしょのカッパを持って屋内をうろつくとなにかと迷惑がられて肩身が狭いんではないでしょうか。さらに、強い雨の場合にはもうカッパの防御力を超えて貫通ダメージが。また、直接雨にはぬれないけどもカッパの中が湿ってきてじめってなって不快な気分になります。

 

そんな訳で、人類の長き歴史の中で、雨具の進歩が他に比べて遅いんじゃないかと感じてます。なんかバリアー的な、体全体を覆うようなもので雨をはじく、みたいなの発明されないかなーと思って「傘 最先端」でググったらこんなん出てきました。↓

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従来の傘と比べて、防御範囲が格段に広い。

 

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エアアンブレラ。空気を水平に吹き出して雨粒を吹き飛ばす仕組みだそうです。

 

色々あるんですね。エアアンブレラなんて、ライトセーバーみたいで面白い。けどやっぱ水たまりがあれば足元はぬれるんだなーと。もう雨を防ぐんではなくて、ぬれたのを瞬時に乾かすとかの方向で考えるしかないんでしょうか。ちなみに今日は自分は裸足にクロックスを引っ掛けて外出したので、ぬれても結構すぐに乾きました。インドだと雨が降ったら「いい天気だ」と言うらしいです。雨にぬれるのを気にしない境地に達するのも一つの手段ですかね。

 

以上